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コラム(今月の言葉)|Column
気持ちの言語化

自分の気持ちを言葉で表現することは、なかなか難しいと感じませんか?
自分自身では、出来事から湧き出てくる想いや感情を感じ取っているつもりでも、いざ言葉にしてみようとすると、表現できない場合が多いのではないでしょうか。

人間関係を築く中で、この人とは良い関係が築けそうだ、この人とはどうもうまく築けそうにないなと思った経験はありますよね。意見の衝突や、雑談の中からも、なんとなく嫌いだ。なんとなく波長が合わなそうだと、感じ取っていきます。

相手のとった行動や発した言動から、そう感じ取ってしまったのです。そこには、自分の価値観、興味、関心との共通性が見つからない、または自分とまったく違っていると思ったからかもしれません。
その直感は大切なのですが、漠然とそれだけでは深い人間関係は築いていけません。
共通性のあるところはどこで、無いところはどこなのか、そこが分かると議論ができるし、建設的な会話が生まれます。
受容できる点と相違点。その相違はそれぞれの「何を大事にしているか」から生まれるようです。


気持ちの言語化は、自己理解をするのに重要なのです。そして、他者とのつながりを深めるためにも重要な要素です。企業組織が今後多様な人材で構成される未来では、この言語化が特に重要になると思われます。

自分の気持ちを的確にとらえることは、自らの心の変化に目を向けていくことから始めていきます。心のざわつきや、心のおさまりの悪さ、心のワクワク感、心のドキドキ感、など、自分の心の中を覗いてみる勇気が必要です。うれしいことは積極的に覗けるでしょうが、ネガティブな感情は目を向けたくありません。どんな時に、どんな自分がいるのかを知るのです。

自分の気持ちが動いたときを文章に書くことも良いでしょう。相手を腹立たしく思ったときに、具体的にその出来事と自分の感情を書き進める中で、自分が何を求めているのか、書き終わって読み返したときに気付くことができます。思いもよらない自分と出会うかもしれません。そして言葉の表現力もより豊かになっていくでしょう。




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