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コラム(今月の言葉)|Column
フォークサイコロジー

今、ジェローム・ブルーナー著『意味の復権』2016新装版を読んでいる。
たまたま、書籍案内の中で、「意味」という活字に気持ちが惹かれたからだ。自分の人生に自分なりの意味を持つことは、前向きに人生を生きることができるし、充実感や満足感を味わうことにもつながる。私にとって「意味」は大事なフレーズである。

まだすべてを読んだわけではないが、読み始めて私の心に響いたものが、彼が語る「文化心理学」であり、彼が言うところの「民族心理学」フォークサイコロジーであった。文中で気になった文章を下記に抜粋する。

人類が文化の中に参加し、文化を通して心的な能力を表現する。人間は文化の表現である。文化に参加することによって、意味は公共的で、共有されるようになる。我々が文化的に適応した生活ができるかどうかは、意味が共有されているか、概念が共有されているかということにかかっている。


フォークサイコロジーは、自分自身および他の人たちの心の理論、動機の理論、その他すべてを含んでいる。
書かれていることの理解は、まだ漠然としたものでしかなくぼんやりとしてはいるが、何かを掴みそうな予感を感じている。

ふと思い出したのだが、10年以上前にロバート・チャルディーニの『影響力の武器 なぜ人は動かされるのか』を読んだ。人間心理の不思議さを社会心理学の立場から実証実験の結果などが書かれた本である。私が広告宣伝の仕事に携わってきたせいもあるが、販売心理に興味を持ち、動機づけや意思決定など人間の社会行動に強く興味をもって、一気に読み切った本だ。

人々の集合が民族になり、そこにノームが生まれ、そして文化が生まれ、意味が生まれるのだろう。それとともにその中で学んできた経験が、人の行動に影響を与える。

私の興味は、ここにある。もっと学ぼう。




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