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コラム(今月の言葉)|Column
人を育てるということ。

野菜を育てる。動物を育てる。子どもを育てる。部下を育てる。・・・・・など。いろいろな意味での“育てる”があります。野菜だとすれば、例えばトマトなら赤く色づいて甘さと酸味が程よい味わいがあるトマトに育てられたら、うまく育ったといえるのかもしれません。動物はどうでしょうか。犬だったら、飼い主に対し忠犬に育ったら、うまく育ったといえるのかもしれません。

その中でも、人を育てるとはどういうことができたらよいのでしょうか?
そして、どのように育てることが必要なのでしょうか。


今は夏休み、電車に乗ってみると子供連れの家族を多く見かけます。楽しく会話をしている家族もいますが、親は携帯に夢中で、子供はひとりでぼんやりしたり、または無言でゲームに夢中になっている家族も多く見かけます。そこで気になるのが親子での会話がないことです。

話しは変わりますが、チンパンジーの親子は会話がありませんし、教えることもしません。ですから子供は必至で親のまねをすることで、生きるすべを学んでいくそうです。その間、母親は子供を見守っていきます。

なぜチンパンジーの話をしたかと言えば、人とチンパンジーの遺伝子の違いは、2%くらいなのですが、進化はずいぶん違っています。その違いは何かといえば、“言葉を話すこと”といえるでしょう。

子供は、親との関係から“親子のあり方”を学ぶと言ってよいでしょう。生まれてきた子供にとっては、親との関係性、つまり親とのかかわり方は生まれて初めての経験なのです。そこで、子供は何を感じ取り、何を学び、何を理解するのでしょうか。

愛情を持って丁寧に対話をすることで、愛情を感じ、行動の意味を知り、生きることを理解する。親子だけの話しでなく、人と人との対話が人生を豊かにし、人格力を育てるのではないでしょうか。




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