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コラム(今月の言葉)|Column
最新「ダイバーシティ企業」トップ200をみて

ダイバーシティ推進という言葉を久しぶりに目にした。10年くらい前にNPOを友人たちと設立し、企業のダイバーシティの推進活動をサポートしてきた。現在NPOは次世代につなぎ、私はセルフエスティーム(自尊感情)の研究機関として研究所を設立して、少しずつではあるが研究活動をおこなっているので、久しぶりにダイバーシティを目にしたのである。    

今回の発表結果をみると各企業はそれぞれ制度改革や働きやすさなどの改善活動をおこなっているが、残念ながらダイバーシティ推進のスピードが遅く、組織の意識改革の変化があまり進んでいないことを想像させる。
ダイバーシティの推進は、何を目指しているのだろうか。日本企業は、ダイバーシティの推進で何を得ようとしているのだろうか。(まさか、賞を獲得するために推進しているわけではないはずだ。)

アメリカではダイバーシティだけでなく、インクルージョンつまり包括性を大切にしていこうと、「diversity & inclusion」として推進している。この考え方は、個々の違いを認め合い、または活かしあい、ともに同じ目標を目指し活動していくということを意味している。つまり、そうできるためには、ダイバーシティ&インクルージョンの態度を持ちチームを使いこなすリーダーの育成を急がなくてはならないだろう。下記は、東洋経済オンラインからの抜粋記事である。

東洋経済は、CSR調査で、ダイバーシティに関連する項目も多く調査していることから、今回はそれらのデータを基に作成した「ダイバーシティ企業ランキングトップ200」を発表した。
女性、障害者、外国人、そしてLGBT(性的マイノリティ)などの多様な人材を活用して企業の競争力を高めようというダイバーシティ(多様性)推進の動きが進んできており、これまで日本人・男性・既婚者(主に専業主婦の妻)・健常者がメインプレーヤーであった日本企業にも少しずつ変化が出始めているように見えると報告されている。

1位は東芝 総合得点94点、2位はトップと1点差の総合得点93点で資生堂、富士通、ソニーの3社が並んだ。5位は島屋、第一生命保険、三井住友海上火災保険の3社(91点)。以下、8位が日産自動車、東京海上ホールディングスの2社(90点)、10位損害保険ジャパン(89点)が続く。
上位で目立つのがトップ10社中4社を占める保険。いずれも「女性の活躍」や「働きやすさ」が高い評価となっている。

評価する部門は、
1. (ダイバーシティ推進の)基本姿勢(満点12点)
2. 多様な人材活用(同12点)
3. 女性の活躍(同33点)
4. 育児・介護(同19点)
5. 働きやすさ(同28点)の5部門。

これらを合計した総合得点(満点104点)でランキングされた(データは2012年時点)。
詳しくは、東洋経済オンライン ランキング 2013.5.31付 最新「ダイバーシティ企業」トップ200をご参照ください。


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