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コラム(今月の言葉)|Column
雑談のすすめ―――2013年、雑談力で組織を活性化していこう。

長いこと仕事をしてきたが、最近気になっていることをお話しようと思う。
昨今、会社組織は疲弊し、無口な組織が増えている。隣の席の人にメールで返事をするとか、上司とはメールでやり取りするなど、孤独の中で仕事をしているという話をよく耳にする。
そんな組織にいる社員たちは、我慢する社員、あきらめている社員、悶々とする社員、貝となった社員、無口な社員、などいろいろいるようだ。

じっくりと組織をみると、例えば男性よりも女性が元気な組織もある。しかし、この元気を活かすことができない、または活かそうと思っていない男性管理職や経営幹部がいる。別の視点から言えば、世代が入れ替わり、若い社員の中に60歳で定年になり雇用形態を変えて働き続けている人たちがいる組織は、空気も複雑になりギクシャクしたものになっていることが多い。

女性社員と管理職の間には、それぞれの先入観があるかもしれない。たとえば、「女は結婚してお母さんになった方が良い」、「結局子供ができたらやめちゃうからキャリア育成しても無駄だ」、または逆に「どうせオジサンたちは私たちのキャリアなんか考えていないのよ」「真剣にやっても同じ仕事しかやらせないのよね」。

若い社員と中高年との間にも、それぞれの先入観があるかもしれない。「若い奴らに使われるのは御免だ」、「こっちの方が実力は上なのだから」、「どうせ4,5年の間安いお金で働いてやっているのだ」、または逆に「毎日つまらなそうでやる気ないのに働いているなんて、こっちの方がやってられない」「なんでこっちが気を使わなきゃならないのよ」。

お互いの心の中で、もしもこんな風に思っているとしたら、寂しいものだ。
相手と自分の間にある距離感が遠い程、否定的な思考を生み出すからだ。
距離感を縮めないと組織の活性化はありえない。組織を担うものは曖昧なままにしてはいけない。話し合える環境を作っていかなければならない。一歩を踏み出す必要がある。

その第一歩として、雑談をお勧めする! 
お互いを認め合い、尊重することから初めて雑談が生まれる。お互いの知らない部分を知りあえるかもしれない。お互いが抱いていた誤解が、解けることになるだろう。
働く仲間に興味を持って、話はじめていけるように。
雑談の威力は、抜群です!お試しあれ。


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