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コラム(今月の言葉)|Column

働く女性の環境は、いつごろからどう変わったのか

働く女性についての環境についてお話しするにあたって、より理解を深めるためにまず女性の権利について少し触れようと思います。

女性参政権が世界的に広がったのは、アメリカが1920年、イギリスが1921年で、おおよそ20世紀に入ってからだったのですがご存知でしたか。21世紀に入った今、女性参政権を認めていない国はごく一部の極めて限られた国々です。日本での女性参政権は、戦後1945年10月10日に閣議決定されたのですから、今からわずか約70年前のことになります。

その後1979年に女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約(女性差別撤廃条約)が国際連合で採択され、1981年に発効されました。その発効を受けて1985年に勤労婦人福祉法(1972)が改正され「雇用の分野における男女の均等は機会及び待遇の確保等女性労働者の福祉の増進に関する法律」として男女雇用機会均等法となったのです。
つまり、日本における働く世界の男女同権はごく近年に始まったということがお分かり頂けたと思います。


私が働きだしたのが今から40年位前は、男女役割意識がしっかりあった時代で、女性の仕事、男性の仕事と区別がありました。そして、いまだに、
@企業側が女性社員に対して明確なキャリアパスがなく先行きに自分の将来像が描けない、また
A能力開発の機会も少なく昇進する見込みのない仕事についているなどの調査結果や、
B将来家庭を持ち、子育てしていくことを考えて働き続けても途中で辞めざるを得ないとあきらめているなどの意識がまだ多く残っているようです。

まだ、始まったばかりですから継続していくための学習経験を少しでも多くチャレンジしていきましょう。
次回のコラムから、その学習経験について書き始めます。




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