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コラム(今月の言葉)|Column

「自己効力感」とは

「自己効力感」とは、あまり聞きなれない言葉だと思いますが、
私たちに、今必要なことだと思います。

自己効力感とは、「ある課題を成功裡にできるかどうかの自己評価」といえます。
「自己効力感がある」ということは、予測される状況をコントロールするために、必要な計画を立てたり実行したりする心構えができるということになります。

どのようにして自己効力感は生まれてくるのでしょうか。

例えば、自転車に始めて乗ったときは、四苦八苦しながら何回もトライして最後には乗れるようになったのではありませんか?それからだいぶ時間が経ってから自転車に乗ろうとするとき、簡単に乗れたと思います。そう、あなたは自転車に対して自己効力感を持っていたといえます。それはつまり、自分が自転車に乗れたと自己認知したことが原因です。

このような成功体験は確かに自己効力感を生みそうです。
しかし、簡単に成功できる体験ばかりだと、すぐに結果を期待するようになっていくため、失敗するとあきらめたり、やることを避けたりしてしまうでしょう。
ですから、自己効力感の強さは、忍耐強く努力を続けて障害を乗り越える体験があって、初めて得られていきます。

それ以外でも、自分と同じような人たちが忍耐強く努力をして成功するのを見ると、それを見ている人たちに自分たちもそのようなことができるという信念をわきあがらせることになります。

また、第三者から「〜〜の能力がある」といわれてその行動を勧められた人は、それについて問題が生じても懸命に努力しやり続けていくでしょう。
そして、自己効力感のある人は、感情の高まりがパフォーマンスを促進していくものとして捉えます。(自己効力感の低い人は、感情の高まりを自分を衰弱させるものと捉えます。)自己効力感は、プラスにもマイナスにも作用します。

私たちは、とかく失敗に気をとられてしまう傾向になりますが、成功したことに意識をしていくようにしませんか。私たちが積み上げてきた経験の一つ一つを認識していくことが自己効力感を高めることになり、そこから自信が生まれ、さらに高い目標に向けて行動できるようになります。

自分の人生に影響を与えるさまざまな出来事に対して立ち向かう力になってくれることと思います。



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