キャリア&ライフデザインサポート|小西ひとみオフィシャルWebサイト|コラム(今月の言葉) Column キャリア&ライフデザインサポート|小西ひとみオフィシャルWebサイト|コラム(今月の言葉) Column
Home ご挨拶&プロフィール|Profile 主な活動内容|Work コラム(今月の言葉)|Column 読者からの声|Q&A お知らせ|Information お役立つリンク集|Link お問合せ|Contact us
コラムTOPへ戻る >>
コラム(今月の言葉)|Column

自信は与えられるものではなく、自信は持つもの

自信は、持つものです。
仕事で多くの方々とお会いしますが、最近気になることは、自信のない方が多いように思います。「自分のあるべき姿」ではない「今の自分」がそのようにさせるのかもしれません。しかし、自信は与えられるものではなく、自信は持つものだと思います。

では自信を持つには、どうしたらよいでしょうか。褒めてもらうことも大切ですが、自分自身が納得できているかが重要です。自信は、自尊感情ともいわれ自分に対する評価です。評価というと、なんだかすべてにおいて点数の高いほうが良いように思ってしまいますが、そうではありません。

自分にとって受け容れられることや良いと思うことだけで自分を評価するのではなく、自分にとって受け容れられないことやいやだと思えることも自分自身が認め、自分のありのままでいられることが、自信につながります。気負わない自分、自然体の自分です。ですから自信を持つことは自分を知ることから始まります。


自分の顔やスタイルは、自分が好きかどうかは別にして、毎日鏡を見て、今日はお化粧のノリが良いとか悪いとか、ちょっとダイエットしなくちゃと、鏡を通して自分の状態を知るわけです。同時に自分自身を振り返って、「そういえば、最近仕事がきつくてストレスが溜まってるのかもしれない」または、「最近人間関係がうまくいっていないからストレスかも」と気づいたり、反省したりますよね。自分の顔や姿は、残念ながら直接自分では見ることができません。自分の顔や姿を知るためには、鏡を通してのみ理解できるのです。


では、自分はどういう人間なのかを知るには、やはりこちらも「鏡」―映し出された結果―が重要なんです。

知識や運動能力・経験から自分ができることやできないことは認識できますが、それだけが自信に結びつくことではありません。私たちは他者とのコミュニケーションを通して生きています。自分の心の姿を理解するには、他者からのフィードバックが「鏡」の役割をします。
他者からのフィードバックとは、言葉で直接話してくれることだけでなく、相手の態度などからも感じ取っていけます。自分は何が出来て何が出来ないのかがわかり、ものの捉え方の偏りに気づけますし、自分の態度を振り返ることも出来ます。


そして他者とのかかわりの中で、例えば「話の焦点が見えない人といると何だかイライラしている自分」とか「強面の人といるとなぜか萎縮している自分」を意識することで、自分自身の「鏡」―捉え方―を知り、自分は「先が見えないことがあまり好きでない、恐怖を覚えると萎縮する」人間なのかもしれないと知ることになります。このように事実を受け容れて始めて、自分が納得できて「自分はこういう人間だ」と自信を持てると思います。

社会のかかわりの中で、自分を客観的に観ることで、今の自分と理想の自分とのギャップを埋められるように自分を成長させていきましょう。  



Column Top Page >>
キャリア&ライフデザインサポート|小西ひとみオフィシャルWebサイト