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コラム(今月の言葉)|Column
人は、何故その人を好きになるのだろうか?恋愛の話ではありません!<対人魅力・その2>

相手に好意を持つようになるには、「近くにいる人に」「容姿が美しい人に」「類似している人に」「相手が好意を持っている時に」の4つの要因があるそうです。

今回は、二つ目の「容姿が美しい人に好意を持つ」をお話ししましょう。

容姿とか容貌は、生まれながらにして受け継いだものというか・・・。
確かに、美人であるというだけで、とても得しているなあと思いませんか。なぜそのように思うのかと考えてみると、いいなあとか、その人に近づきたい、知り合いになりたいという気持ちが自然に湧いてくるからかもしれません。

美人だというだけで、私たちは幸せに違いない、良い生活をしているだろう、優雅に暮らしていそう、社交的な人だろうなど、勝手にイメージしてしまいます。つまり、「美人はいいことだ」と思ってしまうようです。

また、好意をもたれる顔は、鼻が小さく目が大きい、赤ちゃんに似た顔なんだそうです。確かにこういった外見の美しさは、第一印象では大いに有利だと思いますが、ちょっと話してみて、容姿や容貌と話の中味とのギャップが大きい場合は、嫌いの度合いは普通の反応よりも極端に悪くふれてしまうそうです。期待が大きいせいかもしれませんね。ですから、犯罪で犯人が美人の場合、美人というのを利用して犯罪を犯した場合、犯人はよりきびしく処罰されるということが明らかにされています。


さて私自身、母は誰もが認めた美人でしたが残念ながらそのDNAは受け継ぐことなく、しっかりと父のDNAをもらっていたので、鏡を見るたびに、その運命に対してため息をもらしていました。その理由は、容姿が良いということは、人生に影響を与えると実感したからでした。それに気づき始めたのは、母の他人とのかかわりの中で、相手の態度が変化することに気づいたからだと思います。ただ現在は、容姿や容貌だけでない「人の美しさ」を知り、自分にその魅力を増すように努力しています。

容貌というと一般的には身体的魅力をさすそうですが、外見的には、お化粧や服装、体型なども含めて印象操作をすることで相手に対して好意を持たれる工夫ができますし、その努力はとても意味あることだと実感しています。

さらに私としては誰からも好かれるには、美人であるかどうかでなく、その人の「態度」が重要かなあと思っています。態度というと姿勢だとか表面的なことと思うかもしれませんが、辞書によれば「物事に対したときに感じたり考えたりしたことが、言葉・表情・動作などに現れたもの。」とあり、内なる心が体の外に現れて表現されることだと思っています。自分は何を考え、何を大切に思っている人間かを明確に出来ていることが大切だと思います。


*参考文献:社会心理学 藤原 武弘著 培風館

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